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練習の習慣

電子ピアノをスマホ・iPadにMIDI接続する方法:端子の見分け方とケーブル選び

Virtu Team4分で読めます

電子ピアノとスマートフォン・タブレットは、USBケーブル1本でシンプルに接続できます。ピアノ背面や底面のUSB TO HOST端子に挿し、お使いの端末のUSB-CまたはLightning端子に合うケーブルやアダプタでつなぐだけです。接続するとVirtuがピアノを自動で認識するため手動で機器を選ぶ必要はなく、設定 › 鍵盤の接続 › 電子ピアノに接続完了と表示されればすぐに練習を始められます。

ひと目でわかる

  • ピアノ背面で角ばった四角いUSB TO HOST(USB-B)端子を探します。平たいUSB TO DEVICEはUSBメモリ専用です。
  • USB-C端末にはUSB-C to USB-Bケーブル、Lightning端末にはAppleのLightning - USB 3カメラアダプタを使います。
  • 丸い5ピンのMIDI端子しか備えていない機種では、MIDI-USBインターフェースケーブルを使います。
  • 接続されると設定 › 鍵盤の接続 › 電子ピアノに接続完了と表示され、押した鍵盤が画面下のミニ鍵盤に反映されます。

ピアノと端末のあいだを行き来するもの

ケーブルを通って送られるのは録音された音声ではなく、MIDI信号です。どの鍵盤をどのくらいの速さと強さで打鍵し、いつ離鍵したか、ペダルをいつ踏んだかという演奏データなので、ピアノ自身の音はいつもどおりピアノ本体のスピーカーやヘッドホン端子から鳴り、メトロノームや模範再生はスマートフォンやタブレットから鳴るのが基本です。アプリがこのMIDI信号をどのように楽譜と照合するかはMIDIピアノ練習フィードバックの仕組みで詳しく解説しています。

ピアノ側の端子は大きく2種類

  • USB TO HOST(USB-B):プリンター用ケーブルと同じ角ばった四角い端子で、パソコンやスマートフォン・タブレットとつなぐための端子です。メーカーによってはUSB COMPUTERと表記されています。隣にある平たい長方形のUSB TO DEVICEやUSB MEMORYはUSBメモリを挿す端子なので、端末との接続には使いません。
  • 5ピンMIDI(DIN):小さな穴が5つ並んだ丸い端子で、MIDI INとMIDI OUTが対になっています。USB TO HOSTがなくこの端子のみの楽器では、片側が5ピンMIDIプラグ、もう片側がUSB端子のMIDI-USBインターフェースケーブルを用意します。

スマートフォン・タブレット側の端子も確認する

iPhoneはiPhone 15以降がUSB-C、それ以前のモデルはLightningです。iPadは世代やモデルによってUSB-CとLightningに分かれるため、充電端子の形を確認してください。AndroidのスマートフォンやタブレットはほとんどがUSB-Cです。Virtuの対応端末はどのデバイスで使えますか?に一覧があります。

つなぐ順番

  1. 先にピアノの電源を入れるピアノ本体の電源を入れてからケーブルを挿します。ピアノ側にUSB/MIDI出力設定がある機種では、出力がオンになっているかも確認しておきます。
  2. 端末の端子に合うケーブルを選ぶUSB-C端子のiPhone・iPadやAndroid端末なら、USB-C to USB-Bケーブル1本で変換アダプタなしに直結できます。手持ちの一般的なプリンター用ケーブル(USB-A to USB-B)を使う場合は、端末側にUSB-C OTGアダプタを取り付けます。
  3. Lightning端末は給電対応カメラアダプタを使うAppleのLightning - USB 3カメラアダプタにピアノからのUSBケーブルを挿し、アダプタ横のLightning端子には充電器をつないで給電します。こうすることで端末とMIDI接続の両方に安定した電力が供給されます。
  4. 5ピンMIDI端子はINとOUTを交差させて挿すピアノ本体のMIDI OUT端子にインターフェースケーブルのINプラグを、ピアノのMIDI IN端子にケーブルのOUTプラグを挿します。プラグの表記が紛らわしくて反応しないときは、2本のプラグを入れ替えて挿してみてください。
  5. Virtuで接続を確かめるアプリを開いた状態でケーブルを挿すと「MIDI 接続完了」と通知されます。設定 › 鍵盤の接続 › 電子ピアノに「接続完了」と表示され、鍵盤を弾いたときにすぐ下の鍵盤バーが光れば準備完了です。

よくある失敗

充電専用ケーブルや変換アダプタを使ってしまう

充電のみに対応しデータ通信線が省かれているケーブルや安価な変換アダプタでは、MIDI信号を送れません。データ転送対応のものか確認しましょう。

USB TO DEVICE端子に挿してしまう

ピアノの背面をのぞき込みながら挿すと、平たいUSBメモリ用のUSB TO DEVICE端子と間違えがちです。スマートフォンやタブレットとつなぐのは四角いUSB TO HOST端子です。

鍵盤を弾くと音が二重に重なって聞こえる

アプリで「鍵盤の音をVirtuで聴く」をオンにしていると、ピアノ本体のスピーカーとVirtu内蔵音源の両方が同時に鳴ります。Virtuの音だけで聴きたい場合はピアノ本体の音量をゼロに絞るか、ピアノの設定で鍵盤と内蔵音源の直結を切るローカルコントロール(Local Control)をオフにします。逆にピアノ本体の音だけで練習するなら、アプリの「鍵盤の音をVirtuで聴く」をオフにします。なお、ローカルコントロールをオフにしたピアノは単体では音が出なくなるため、アプリを使わずに弾くときはオンに戻してください。詳しくは鍵盤の音が二重に聞こえますをご覧ください。

画面上のMIDIステータスを見ずに原因を探してしまう

反応しないときは、まず練習画面上部にあるMIDI状態表示を見ます。「MIDI 機器が見つかりません」ならまだピアノが認識されておらず、「MIDI 接続が切断されました」なら途中で接続が途切れています。ピアノの電源、ケーブルの差し込み、USB/MIDI設定を順に確かめ、ケーブルを抜き差ししてみてください。解決しない場合は鍵盤を弾いてもアプリが反応しませんを確認してください。

Virtuはつないだピアノを自動で見つけます

Virtuは接続されたMIDIピアノを自動で検出して開きます。MIDIポートやチャンネルを手動で選ぶ手順はなく、アプリを開いたあとにケーブルを挿してもその場で認識します。

  • 初めて練習画面を開くと「ピアノの接続状況を確認」画面が立ち上がり、ピアノの接続、鍵盤の信号、遅延補正を順を追って案内します。一度済ませれば、次回からはすぐに練習に入れます。
  • 練習画面上部のMIDIステータスが「接続完了」「MIDI 機器が見つかりません」「MIDI 接続が切断されました」をリアルタイムで示します。途中でケーブルが抜けても練習画面はそのまま保たれ、挿し直せばすぐに復帰します。
  • 遅延補正では、普段使うスピーカーや有線イヤホンから聞こえるクリックに合わせて鍵盤を叩くことで、端末ごとのオーディオ出力遅延を測り、聞こえた拍どおりの打鍵が正確に判定されるよう調整します。

よくある質問

ケーブルをつないだあと、アプリ側で機種を選ぶ必要はありますか?

ありません。Virtuが接続されたMIDIピアノを自動で見つけて開きます。複数のMIDI機器がつながっている場合もすべて同時に開き、どの鍵盤からの入力も受け取ります。

スピーカーのないMIDIキーボードでも使えますか?

はい、問題なく使えます。VirtuはMIDI信号で演奏を読み取るため、判定やフィードバックは電子ピアノとまったく同じです。打鍵した音も端末から鳴らしたい場合は、Plus機能の「鍵盤の音をVirtuで聴く」をオンにすればVirtu内蔵のピアノ音色で聴きながら練習できます。

有線ケーブルでつないでいるのに、タイミングが遅れたと判定されます。

MIDI信号自体は瞬時に届きますが、スマートフォンやタブレットからスピーカー・イヤホンへメトロノームの音声が届くまでには機器固有のわずかな遅延があります。設定 › 鍵盤の接続 › 遅延補正で、普段練習に使うスピーカーや有線イヤホンを使って一度補正しておけば、耳に聞こえるクリックに合わせた打鍵が拍どおりに判定されます。Bluetoothイヤホンは遅延が大きく変動しやすいため、有線イヤホンまたは端末のスピーカーの使用をおすすめします。

ケーブルを1本挿せば、 Virtuがピアノを見つけます

USBでつなぐだけで設定いらず。弾いた音をその場で楽譜と照らし合わせます。