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練習法

ピアノ曲のつまずく箇所を、 一歩ずつほどいていきます

通して弾くと、どこでつまずくかはわかります。以下の順番で進めると、ピアノの練習でつまずく理由を見つけ、直し方を試し、次に見直す箇所まで決められます。

もう一度通して弾いても直りにくい理由

最初から最後まで通して弾くと全体の流れは確かめられますが、難しい箇所ひとつひとつに向き合う時間はほとんどありません。つまずいてすぐ最初に戻ると、原因が譜読み、リズム、手の動き、両手の合わせのどれなのかも見えにくくなります。

集中した練習では範囲を絞ります。耳や目で確かめられる問題をひとつ決め、原因が見えるまで小さく区切り、別の条件でも直し方が通用するか確かめます。以下のステップは決まった手順ではなく、何度でも繰り返し使える流れです。

  1. 確かめられる目標をひとつ決める

    今回の練習で目指す小さな目標をひとつ決めます。たとえば、1つのフレーズのリズムを安定させる、2つのポジションの間をなめらかに移動する、などです。目標が具体的なほど、できたかどうかを確かめやすくなります。

  2. 難しい箇所に印をつける

    途中でやり直さずに、一度通して読むか弾いてみます。リズム、音、動き、流れが不安定になる最小の箇所に印をつけます。

  3. 原因を切り分ける

    両手を合わせることで原因が見えにくいときは、片手ずつ、または声部ごとに分けて練習します。そのあと、コントロールできるテンポで合わせ直します。

  4. ゆっくり組み立て直す

    動きとタイミングをはっきり意識できるまで、テンポを落とすか区切りを短くします。同じ方法が一度だけでなく何度か通用してから、難しさを上げます。

  5. 条件をひとつ変える

    テンポ、開始音、リズム、アーティキュレーション、前後の小節を変えて弾いてみます。条件を変えてもできるかどうかで、本当に身についたのか、ひとつのやり方に慣れただけなのかがわかります。

  6. 曲に戻して、おさらいを決める

    練習した箇所をフレーズに戻し、一度録音するか通して弾きます。まだ引っかかるところはメモしておき、一度に疲れるまで続けず、時間をおいてまた見直します。